楽天ふるさと納税×SPUは今も使える?2025年10月の制度改正を正確に解説
この記事の結論
2025年10月1日以降、楽天ふるさと納税はSPU・お買い物マラソン・通常ポイントすべてが対象外になりました。確実に残るのは、楽天カード決済時にカード会社から付与される基本ポイントのみです。「5と0のつく日」等の扱いは情報源によって見解が分かれており、公式ページにも明記がありません。ネット上にはまだ「SPUで倍率アップ」という2025年9月以前の情報のままの記事も多いため、注意が必要です。
「楽天ふるさと納税×SPU」で検索すると、今もSPUとの組み合わせを勧める記事が数多く出てきます。しかし調べてみると、その多くは2025年10月の制度改正前の情報のままでした。この記事では、楽天市場の公式告知を確認した上で、現時点で正確に言える内容だけを整理します。
【最重要】2025年10月の制度改正で何が変わったか
2024年6月の総務省告示改正を受けて、2025年10月1日以降、ふるさと納税ポータルサイトによるポイント付与が原則できなくなりました。これは楽天市場に限らず、ふるさと納税サイト全体に適用された制度変更です。楽天市場も公式告知でこの変更を発表しています。私自身、9月までは寄付前にSPU倍率を上げてから駆け込みで寄付するようにしていましたが、10月以降はそのひと手間自体が不要になりました。
| 項目 | 2025年9月まで | 2025年10月以降 |
|---|---|---|
| 通常ポイント | 対象 | 対象外 |
| SPU加算分 | 対象 | 対象外 |
| お買い物マラソン | 対象 | 対象外 |
| カード会社の基本ポイント | 対象 | 対象(変更なし) |
寄付10万円を例に試算すると、影響の大きさが分かります。9月までは通常ポイント1%(1,000pt)にSPU上乗せ分(当時の私の倍率で試算すると+8倍前後=8,000pt)が加わり、合計9,000pt前後を見込めました。10月以降は、対象として残るカード会社の基本ポイント1%(1,000pt)のみです。同じ10万円の寄付でも、ポイント面でのリターンは1/9程度に縮小したことになります。
確実に対象外になったもの
- 楽天市場の通常ポイント(100円につき1ポイント)
- お買い物マラソン・スーパーSALEの買い回りカウント・ポイント付与
- 全ショップ対象のポイントアップキャンペーン
- SPU(スーパーポイントアッププログラム)の加算分すべて
以前は「SPUを上げてからふるさと納税で寄付する」のが定番の攻略法でしたが、この前提が崩れています。2025年9月以前の情報を参考にすると、実際には付与されないポイントを当てにしてしまうことになります。
引き続き対象になるもの
楽天市場の公式告知では「カード決済に伴って付与されるポイントは、引き続きカード会社から付与される」と明記されています。つまり、楽天カードで決済した際にカード会社側から還元される基本ポイント(通常1%程度)は、確実に対象として残っています。
情報源によって見解が分かれている部分
「5と0のつく日」やプレミアムカードの上乗せ特典について、対象になると説明しているサイトと、対象外と説明しているサイトの両方が見つかりました。楽天市場の公式告知ページにはこれらの個別キャンペーンについて明記がなく、現時点で断定できません。ふるさと納税での寄付に限っては、「基本ポイント以外は期待しない」という前提で計画するのが安全です。
今からできる現実的なポイント最大化アクション
- 寄付は必ず楽天カード決済にする(基本ポイントを確実に受け取る)
- SPU・買い回りでポイントを稼ぎたい買い物は、ふるさと納税とは別に楽天市場の通常の買い物で行う(「あと1店舗」を買うべきか迷ったら損益分岐点の計算式を参考にしてください)
- 寄付のタイミングを「ポイント目当て」で調整する必要はなくなったため、控除上限額の計算や返礼品選びに時間を使う
SPU全体の組み合わせ方はSPUの組み合わせ実践ガイドで解説していますが、ふるさと納税の寄付分には適用されない点にご注意ください。
返礼品の選び方で工夫する
ポイント面でのメリットが縮小した分、返礼品の選び方そのものが重要になっています。私は食材ではなく旅行クーポン型の返礼品を選ぶことで、もともと予定していた旅行代金に充当しています。詳しい考え方は楽天トラベル×ふるさと納税で旅行費用を圧縮する方法で紹介しています。
お酒好きな方なら、還元率や銘柄で返礼品を選ぶという工夫もあります。ジャンル別の選び方は、姉妹サイト「SAKE TABI」のふるさと納税 お酒 おすすめ完全ガイドで詳しく解説しています。
寄付金控除の上限額に注意
ポイント還元の話とは別に、寄付金控除には年収・家族構成に応じた上限額があります。上限を超えた分は単純な寄付になり控除の対象外となるため、寄付前に上限額のシミュレーションを必ず行ってください。ポイント面での還元額を含めた家計全体の見通しは楽天ポイント計算シミュレーターでも確認できます(ふるさと納税分はカード基本ポイントのみで試算してください)。
よくある質問
Q. まだ「SPUでふるさと納税もお得に」と書いてある記事を見ますが、本当ですか?
2025年9月30日までの情報である可能性が高いです。楽天市場の公式告知で2025年10月1日以降はSPU加算分が対象外になったと明記されているため、記事の更新日を確認することをおすすめします。
Q. この改定はふるさと納税サイト全体の話ですか、楽天市場だけですか?
総務省告示の改正が背景にあるため、楽天市場に限らずふるさと納税ポータルサイト全体に適用された変更です。
Q. 楽天市場での通常の買い物にも影響はありますか?
ありません。今回の変更はふるさと納税での寄付に限った話で、通常の商品購入におけるSPU・お買い物マラソンは従来通り利用できます。
※本記事の情報は執筆時点(2026年7月)の楽天市場公式告知に基づいています。制度は今後も変更される可能性があるため、寄付前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。寄付金控除・ポイ活の実践は自己責任でお願いいたします。